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ワタシは最高にツイている

小林聡美の書いたエッセイ。日常の些細な出来事を、ユーモアたっぷりに、だけど力まず、さらりと書いているところがこの人らしい。ひとつの話が5ページ程度なので、ちょっとした時間を使って気楽に読めるのも良いです。

ちなみにこの本、装画・装丁も凝っていて面白いです。カバーのイラストや透明の遊び紙がいい味を出しています。


竹取物語

あらためてあらすじを読むと、かぐや姫というのは魔性の女だな、と思う。はじめから誰とも結婚するつもりなんてないのに、無理難題を出して男達を苦しめたわけだろう。

本当は月に還らねばならないとか、わかってるならもっとはやく言えよと。


“文学少女”と慟哭の巡礼者

このあいだオススメした文学少女シリーズ、あれから2日に1冊くらいのペースで読み進めてきました。

シリーズ最新刊の慟哭の巡礼者なんて、おもしろすぎて1日で一気に読了。しかも、感動しすぎて不覚にも大泣きしてしまった。シリーズを読み始める前、ふつうの萌え小説だと思って、バカにしていてすみませんでした。

慟哭の巡礼者がシリーズ最終話なんだと思っていましたが、まだ続くみたいです。雰囲気的には次が最後っぽい気もするのだけど。


文学少女

「文学少女」シリーズという小説を読んでいます。ライトノベルに分類される小説にはほとんど手を付けてこなかったけれど、単なる食わず嫌いでした。

今のところ、「“文学少女”と死にたがりの道化」、「“文学少女”と飢え渇く幽霊」、「“文学少女”と繋がれた愚者」の3つを読みましたが、どれもストーリーがしっかりしていて、テンポも良いし、登場するキャラクターも活き活きとしていて愛らしいです。特にひそかに主人公に恋をするツンデレ少女、琴吹さんはポイント高いです。

短い時間でさらっと読めて、疲れないので、おすすめしておきます。

“文学少女”シリーズ - Wikipedia -


ガダラの豚

もうしばらく前だけど、中島らも の「ガダラの豚」を読み終えました。

呪術や超能力をテーマにした本作。前半はいんちき宗教のトリックを暴いたり、超能力を持つという青年のパフォーマンスを科学的にやり込めたり、ドラマ「トリック」のような展開。それが後半になるにつれ・・・。なんともはや。展開が様変わりします。フィクションとはいえ、さすがに微妙。

ケニアでは、呪術師という存在とその役割が社会的に認められていて、医者が治せないと判断した病気や、家族同士のトラブルは呪術師を仲介することで解決している、というのは本当のようです。


ラッシュライフ

伊坂幸太郎の「ラッシュライフ」読み終えました。

超傑作でした。壮大な騙し絵の世界を絵でも映像でもなく文字の力で。伊坂幸太郎らしいと思いました。

違ったストーリーを歩む登場人物が複数いて、最後にそれらがひとつに繋がる瞬間てのがたまらない。京極夏彦のシリーズもそうだし、僕はそんな小説が好きなんだなと思いました。


重力ピエロ

伊坂幸太郎の「重力ピエロ」を読み終えました。

伊坂幸太郎の作品は「アヒルと鴨のコインロッカー」というのを読んだことがあって、そのときにはちょっと文章のスタイリッシュさが香ばしくて苦手だなと感じたのです。だけど、今回読んだ「重力ピエロ」は本当に傑作。終盤は、不思議な幸福感に満たされて、ニヤニヤと頬を緩ませながら一気に読み進めてしまいました。登場人物がみんなユーモラスで、格好いい。

次は「死神の精度」や「ラッシュライフ」あたりも読んでみよう。


眠りの森

東野圭吾の「眠りの森」を読み終えました。東野圭吾の作品は、直木賞に輝いた「容疑者Xの献身」を読んだくらいで、あとは「レイクサイド」を原作にした映画「レイクサイド マーダーケース」を観たことがあるくらい。

人気のある作家なんだけど、いまいちのめり込めない感じです。前半早々にミスリードさせるような書き方をする小説ってあんまり好きじゃないのかも。「眠りの森」のオチは定石通りねってな具合なのだけど、あらためて前半部を読み返すとやはりどうにも腑に落ちない。もっと素直に楽しむべきなんだろうか。


雷の季節の終わりに

雷の季節の終わりに

恒川光太郎の「雷の季節の終わりに」。あっという間に読み終わりました。

風わいわいという物の怪に取り憑かれている少年を主人公にしたなんとも変わったストーリー。現実感のない背景と展開なのに、不思議な懐かしさを感じます。ここ最近ずっと桐野夏生のどろどろとした救いようのないお話ばかり読んでいたけれど、たまにはこういうのもいいな。

同じ著者のデビュー作「夜市」のほうも評判が良いみたいです。近くの書店には置いていなかったからネットで買うことにしよう。


やっと「邪魅の雫」を読了

京極夏彦の「邪魅の雫」。買ったは良いけれど、なかなかまとまった時間を割くことをせず、「LOST シーズン1」なんぞをだらだらみていたから、読み終えるのにだいぶ時間がかかりました。

今回もなかなか面白かったんだけど、「魍魎の匣」とか「狂骨の夢」で特にみられたような、読んでいて息を呑むようなシーンというのはあまりなかったかな。ラストもこれまでと違ってブツっと終わっている印象がありました。

これは、「週刊大極宮」の宮部みゆきさんのコーナー「安寿のがまぐち」にネタバレの記事があがっていて、それを誤って読んでしまったというのも期待ときめきが削がれた要因のひとつ。。

ともあれ、ストーリー自体は面白かったに違いないんだけども。


邪魅の雫

最近は桐野夏生の「柔らかな頬」という作品を読んでいました。これがなかなかに面白かったので、今日はこの作者の代表作「OUT」も読んでみようと本屋に。

さっそく上・下巻の2冊を手に取りレジに並んでいたのですが、そのレジ脇に京極夏彦の「邪魅の雫」が平積みになっているのを発見!わわ!
待望の京極堂シリーズ最新作。例によって今度も800ページ越えの大作のようです。

なんだか、酷く、欲しくなってしまったので、急遽予定を変更し京極夏彦のほうを購入。

———また、夜更かしの覚悟を決めなければなりますまい。