パレード
行定勲監督だからかな。TSUTAYAのランキングで1位とされていた。
ルームシェアをする5人の男女の話。特別良い部分も悪い部分もないから、なんとも感想を書きづらい。とりあえず、貫地谷しほりが演じる、琴ちゃんがかわいかったという記録まで。
スープ・オペラ
だいぶ昔、TBSで「私の運命」という連続ドラマがあった。坂井真紀が初主演でヒロイン役を演じたんだけど、ドラマの重苦しさもあって、あまりいい印象は持たなかった。でも今の坂井真紀は良い。目の下の涙袋が特にいい感じになった。
映画は、普通です。「トイレット」や「マザーウォーター」に近いものがあるけど、そこまで割り切って何も展開がない話に仕上げているわけではないので、ちょっと中途半端な感も。
スープ・オペラのタイトルどおり、作品の登場人物にとって、スープはとても重要な位置づけにあると思うんだけど、その肝心のスープがあまりおいしそうに見えない。鶏がらをコトコト煮込んだり、あたたかそうな湯気を昇らせたりといったシーンがあれば全然違うのに。残念です。
秋の夜長
よくいったものだ。本当に夜が長く感じられる。季節が一周して、去年ここに引っ越したときと同じ秋がまたやってきた。あのときも秋の夜は長いなと思った。
季節がもうひと廻りしたら、おそらくここには住んでいないんだろうな。そこから先は、あまり想像できない。でも数年前の、ただ闇雲に地中を掘り進むような、そういうもぐらみたいな生活はもう送りたくないな。
すべては海になる
女優として活躍する佐藤江梨子が好きだから観てみた。
これ、2年ほど前から気になっていた映画。ツタヤ店内の検索エリアで調べたら、俳優別コーナーにあると表示するので、向かってみたが、いくら探しても見つからない。そもそも佐藤江梨子の枠がない。じゃあ柳楽優弥かと思ったら柳楽優弥の枠もない。まさか特別出演的な吉高由里子で分類?と思ったけど、それも見つからない。
店員に尋ねたら、やっぱりコンピュータ的なもので調べて俳優別コーナーに探しにいって、見つからないと言って慌てて戻ってきて、何度もどこかに電話して、結局のところ「恋愛」コーナーにありましたというオチ。「そっちに、紛れてました」って。
いくら無類の在庫数を誇る渋谷ツタヤといえど、佐藤江梨子コーナーを設けるほど棚に余裕はない。柳楽優弥にしたって出演本数が少なすぎる。この作品が俳優別コーナーに置かれてた時期なんてあったんだろか。
映画はそこそこ悪くない。柳楽優弥はこの時期まだよく肥えていて見栄えしない。台詞回しも大根役者だけど、それでも極端には気にしないで観れる。
ラストのシーン、少しだけざわざわと嫌な予感が走る。些細なことだけど、それがなんとなく良かった。
乱暴と待機
本谷有希子原作。「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」もそうだが、相変わらず題名の意味がわからない。本谷さんの、こういうセンスはあまり好きではない。でも、映画自体はおもしろかったです。
ナナセ役の美波って女優さん、けっこう好きな感じ。他人に気を使いすぎて、おどおどして、かえって人をイラつかせる女を演じさせたらぴかいち。「問題のない私たち」のときも、いじめられる中学生としてどこか似たようなキャラクターの役だった。
ミニシアター作品なのかな。あまり話題に上がらなかったような。「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」が嫌いでなければ、たぶん観れます。
アウトレイジ
去年映画館で見に行ったけれど、DVDでレンタルできるようになったのでもう一度観てみた。
ギャング映画はもう撮らないと言っていた北野武の次回作がギャング映画だと知ったとき、友人と嗚咽をあげるほど喜んだ。それほど待ちわびた映画だっただけに、劇場で観たときはずいぶん落胆したのを覚えてる。
これまでの北野映画にあるような暴力的ながらもどこか詩的な悲しさが、この映画には感じられない。ソナチネやHANA-BIのようなものを期待して観るとがっかりする。
でも二度目の観賞では、純粋に娯楽映画として楽しめた。切り落とした指がラーメンにぽちゃんと入るあたり、やっぱり武の映画だなと思う。
震災で延期になったけれど、来年の今頃はアウトレイジ2が上映かな。1作目を観ている分、当然過去の作品と比較しないですんなり受け入れられるんじゃないかな。楽しみです。