March 18, 2007
映像の世紀
「NHKスペシャル 映像の世紀 SPECIAL BOX」が届きました。ばかに高かったけれど、全部で885分の超大作だし、歴史的に貴重な映像をひとつに編集してドキュメンタリーに仕上げたNHKのすばらしさに感服したので大枚をはたいて購入したのです。
さっそく4巻ほど見てみたのだけど、やっぱり良い。感動してうっかり泣いてしまいました。特にアメリカの株価暴落から世界に飛び火した大恐慌、その後のファシズム台頭の時代はやっぱり胸に迫るものがあります。今でこそ愚直の極みと評されるヒトラーも、この時代のドイツ大衆の目には、公共事業の成功により就職難を救い、民族復興の精神を奮い立たせた、スーパーヒーローに映ったわけだなあとか思うととても感慨深い。
さらに、そうした映像を盛り上げる加古隆の「パリは燃えているか」も、またすばらしい。だってこの曲を単体で聴いたって感動して泣けるんですから。淡々とセリフを綴る語り部、歴史のありのままを切り取った映像とマッチさせちゃったら、もうこの上ない。これぞ最高峰のドキュメンタリーです。
SPECIAL BOXには、全11集のほかに、「歴史の舞台を巡る」と称した別巻DVD、ボリュームたっぷりの解説書も付いてきました。やはり1集1時間程度の映像だけだと、細かいところまでは補足できないので、こうした付録は大変ありがたいです。
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