デザイニング・インターフェース
デザイニング・インターフェース —パターンによる実践的インタラクションデザイン
鴨の表紙に心惹かれてしまい、こんな本を買って読んでみました。オライリー本を買うのは実ははじめて。
この本で紹介されるインターフェースの例は、Webに限らずOSやPhotoshopのようなアプリケーションも多く含まれます。本の冒頭にもあるのですが、新しいインターフェースの概念を紹介するものではありません。普段当たり前のように使っているインターフェースが、どのような考察を踏まえて実装されたものなのか、既存の例を豊富に紹介し、その目的と仕組みを理論的な切り口から淡々と解説していくという方針。応用範囲の広い一冊です。
ただ、洋書を邦訳したときの独特の言い回しがちょっと辛くってね。「あなたは、容易に○○することができるだろう」といった具合のやつ。それが気にならない人はきっとすらすら読めるのだろうなあ。
映像の世紀
「NHKスペシャル 映像の世紀 SPECIAL BOX」が届きました。ばかに高かったけれど、全部で885分の超大作だし、歴史的に貴重な映像をひとつに編集してドキュメンタリーに仕上げたNHKのすばらしさに感服したので大枚をはたいて購入したのです。
さっそく4巻ほど見てみたのだけど、やっぱり良い。感動してうっかり泣いてしまいました。特にアメリカの株価暴落から世界に飛び火した大恐慌、その後のファシズム台頭の時代はやっぱり胸に迫るものがあります。今でこそ愚直の極みと評されるヒトラーも、この時代のドイツ大衆の目には、公共事業の成功により就職難を救い、民族復興の精神を奮い立たせた、スーパーヒーローに映ったわけだなあとか思うととても感慨深い。
さらに、そうした映像を盛り上げる加古隆の「パリは燃えているか」も、またすばらしい。だってこの曲を単体で聴いたって感動して泣けるんですから。淡々とセリフを綴る語り部、歴史のありのままを切り取った映像とマッチさせちゃったら、もうこの上ない。これぞ最高峰のドキュメンタリーです。
SPECIAL BOXには、全11集のほかに、「歴史の舞台を巡る」と称した別巻DVD、ボリュームたっぷりの解説書も付いてきました。やはり1集1時間程度の映像だけだと、細かいところまでは補足できないので、こうした付録は大変ありがたいです。
BAND OF BROTHERS
スティーヴン・スピルバーグとトム・ハンクスが製作総指揮を行ったドラマ「BAND OF BROTHERS」のDVDを見終えました。DVDは全5巻から構成されていて、各巻に2話ずつ収録されています。各話はおよそ1時間くらいですので、全部で10時間の大作。ドラマといっても、ストーリーや映像は映画プライベート・ライアンに勝るとも劣らない出来映えですから、相当見応えがありました。
舞台はノルマンディ上陸作戦。ノルマンディといえば血のオマハが有名なのですが、このドラマの主要人物は皆落下傘兵。D-Dayでの、ノルマンディの上空からドイツ軍の待ちかまえる敵地へ、パラシュートを開き一斉降下していくシーンはとても見物でした。
その後は失敗に終わったオランダでのマーケット・ガーデン作戦や、バストーニュの森での死闘などが繰り広げられ、多くの仲間を失いながらもやがてドイツへと進軍。日本軍の降伏により戦争が終結するまでの兵士の活躍と苦悩が描かれています。
ドラマなので、見慣れたキャストはほとんど登場しないのですが、その分現実感がありますし、各話の冒頭にはドラマ登場人物のモデルとなった方々のインタビューを収録するなど、当時の状況を克明に再現しようとした作りには好感が持てます。まだ見ていないという方はぜひ。
見学に来た学生の方
会社に、とある学生の方が(ほとんど突発的に)見学しに来てくれたのだけど、Kyosukeさんや僕のことを知っているというので、少しだけお話をしました。
嬉しいことに、僕の本を買ってくれた上に、連載もいつも読んでくれているのだとか。さらに、名古屋で開催された弊社運営のイベントまで、はるばる静岡から参加してくれたというのだからびっくり。うまく言えませんが彼の全身から意欲やら情熱やら、そんなものがフツフツと湧き出ているのを感じました。
学校ではあまりWebの授業はなくて、今は独学でHTMLやらCSSやらを勉強しているそうで。Yahoo! JAPANのテーブルレイアウトを趣味でCSSレイアウトに書き換えているというオタクっぷり。
やっぱり、やる気のある人は違うものだな、と思いました。まずなんにせよ、ひとりで会社を見学に来る勇気というものが素晴らしい。僕が逆の立場だったら、いくら興味のある会社でも、例え気軽に誘われたとしても、やっぱり緊張して怖じ気づいてしまうものなあ。
なんだか、逆にこっちがお勉強になった気がして、持ってたWeb系の雑誌を一冊お土産として差し上げました。帰りの新幹線でさっそく読むと言ってくれました。
がんばれ Xbox 360
今年の初めに急にゲームをやりたい欲求みたいのが湧いてきて、Wiiを買うかPS3を買うかXbox 360を買うか少しだけ迷ったわけですが、僕の場合、消去法でいくと結果的にXbox 360になったという感じでした。
Wiiは、あのコントローラーをどうにか活かそうと無理やりゲームにそういう要素を盛り込んでいる感じがあまり好きではないのと、手を中途半端にバタバタ動かして遊ぶなら、別に卓球とか、ブタミントンとかやったほうがいいしな、とか思ってしまいまして。わざわざ自分の部屋のリビングをテニスコートにする必要は感じなかったわけです。(ゼルダには少し惹かれましたが)
PS3は、ソフトのラインナップがもう少し充実していれば迷わず買ったかな。なにせ今は選ぶほどソフトがないので、今後に期待というところでした。
そんなわけでWiiとPS3が選択肢から消えてしまったこと、それから、ウイニングイレブンの最新作や、カプコンのロストプラネットが遊べるという理由も手伝ってXbox 360を買うことにしました。これはまずまず正解だったかなとは思ってはいるものの、やはり国内メーカーのソフトのタイトルがしょぼいのは残念。ロストプラネットに続くような面白いゲームをどんどん発売して欲しいところですが、今は完全に洋ゲー中心のラインナップになってしまっています。しかも怖かったりグロかったりマッチョが活躍したりするやつばかり。