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ネガティブぴっぽのネガティブ日記

ちょっと難しい話をしてみよう。:北朝鮮問題と日米関係

突然こんな話をするのも唐突だが、今後の日本を大きく左右する事になりそうな事態なので、知識としてはあって困る物でもないだろう。
今日は激しく偉そうな真面目な話です。ええ。

中国を主動として北朝鮮を含めた6カ国協議が行われているが、これは日本外交の今後にとっても非常に重要な協議。
現在、基本的には北朝鮮以外の国が北朝鮮に対して核開発の凍結を求め、それに従えば重油等の資源を提供するという形で話がまとまる方向にある。
これによって北朝鮮が核の開発をやめれば東アジアの情勢は安定する・・・というのがだいたいの見方だろう。

知っての通り朝鮮半島は1950年に南北で戦争をしており、在韓アメリカ軍はこの時に「国連軍」として韓国に入っている。
現在(というかほぼ最初から)はこの「国連軍」はほとんどが米軍なので、実質アメリカ1国で韓国に駐留している。
1953年に休戦したが、びっくりする事に休戦協定は中国・北朝鮮とアメリカ(国連)の間のみで終結されており、韓国にとってはいまだ北朝鮮とは戦争状態なのだ。あくまでも建前だが。
だから韓国と北朝鮮の国境には絶えず軍が配備されている。
ちなみに朝鮮戦争は米ソの冷戦構図の中でおきた戦争で、この戦争によってアメリカは韓国や日本に影響力を強め、結果的にソ連に対抗する手段として使われている。

このまま中国主動の元に北朝鮮がおとなしくなると、当然中国と北朝鮮の関係は強くなる。
現在は韓国と中国の関係も悪くないので、だいぶ先の話になるとは思うが中国の傘下で朝鮮半島が統一される可能性は現実的になる。

そこで気になるのがアメリカの狙い。
現在アメリカと韓国の間では在韓米軍の徹底時期について協議が行われているという。
アメリカ側は2009年までには撤退を勧めたい意向だが、韓国政府は反対している。
ここで反対している(困る)のは韓国政府内の親米派。
これまで中国や北朝鮮に対してアメリカのバックアップの元に強気な姿勢を取ってきた親米派だが、アメリカが韓国から撤退し、北朝鮮問題を中国が主動になって解決する方向に向かうと、実質東アジアは中国を中心に回る事になる。
そうなると親米派は当然立場を失うわけだが、親米派にとって現状朝鮮半島統一なんて事は非現実的なので、それをなんとか防ごうという考えがあるはずだ。
アメリカにとっては今重要な外交問題は中東(イラン&イラク)なので、東アジアに関しては中国を中心にまとまってくれれば良いという考えもあるかもしれない。
ここ最近のアメリカの北朝鮮に対する態度を見ているとそう考えるのが自然である。
アメリカの韓国からの撤退目標である2009年は、現ブッシュ政権の任期が終わる年でもあり、なんとか現政権のうちに韓国=東アジアから手を引きたいというのが本音かもしれない。

そして日本の話。
今日本にいるアメリカ軍の目的は東アジアの脅威から日本を守るという事が建前なので、ここが安定すればアメリカは日本にいる理由がなくなる。
そうなると在日米軍の撤退が本格化していくわけで、日本としては脱アメリカを果たさなければならなくなるわけだ。
日本政府が防衛庁を防衛省に昇格させるのを急ぐ理由はここにあるのかもしれない。

ここで大前提を思い出さなければならないが、アメリカが日本、韓国に影響を保ちたい最大の理由は冷戦対策、すなわち対ソ対策であったという事。
その意義が薄くなった今ではアメリカは無理に東アジアの情勢に首を突っ込む必要はない。
ましてや中東情勢がますます泥沼化する一方という状況では、はっきり言って日本や韓国にかまっている暇はないだろう。
必然的に中国の国際社会での発言力が増加するが、余裕のないアメリカはこれを容認するだろう。

日本人は脱アメリカを迫られているという事を自覚し、最近外相が「イラク戦争は失敗だった」という主旨の発言をしているのをただの失言として受け取っていてはいけない。
いつかはアメリカに頼れない時代が来る。そうなったら朝鮮半島に対抗する力は日本にあるのか?

未だに先の戦争を引き合いにだし、拉致についてもまったく進展をさせない朝鮮半島の人間と仲良くやることができるのだろか?

ちなみにアメリカは近々(ブッシュ政権の任期が終わる2009年までには)に高確率でイランと戦争するだろう。
そうなると周辺国(イラク、シリア、イスラエル、トルコ等)を巻き込んで中東大戦争になる可能性が高い。
当然アメリカに余裕がなくなるので、日本や韓国に気を使っている状態ではなくなるわけで・・・・。


なーんて色々な記事を元に自分なりに考えてみたりね。
まぁ、憶測も多いけど事実は事実として書いてるので、あながち嘘ってわけでもなかったり。
たまには真面目な話もね。疲れたけどorz

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