January 08, 2007
ふと思うこと。:成人式の意義
ふと思うことがあるのでちょっと書いてみる。
・市長の注意も効き目なし、新成人騒ぐ 愛知県半田市
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2007010800053.html
この手の事件ってここ数年でかなり増えてきている。
おいらの成人式(めんどいから行かなかったんだけどね)は特に目立った事もなかったんだけども、その2年後には相模原市の成人式でも芸能人の演説?の時に馬鹿野郎が暴れたというのがあった。
成人式ってそもそもなんじゃらほい?って事でちょっと調べて見た。
・成人式とは?
日本における今日の成人式は、終戦間もない1946年11月22日、埼玉県北足立郡蕨町において実施された「青年祭」がルーツとなっている。敗戦により虚脱の状態にあった当時、次代を担う青年達には明るい希望を持たせ励ましてやりたいと、当時の埼玉県蕨町青年団長の高橋庄次郎氏が主唱者となり青年祭を企画した。会場となった蕨第一学校でテントを張り、青年祭のプログラムとして行われた「成年式」が現在の成人式の原型となった。
元々成人式は、法律の趣旨にもあるように、一定の年齢に達した青年を行政などが祝福・激励し、これに対して若者が「自立した社会人として責任ある態度を持ち、より良い社会を築くために貢献する」事を決意し、それを広く社会に啓蒙するためのものだった。
ということである。意外と歴史が浅い。
当たり前に予想できる事だが、成人式は地元の友人等と顔を合わせる同窓会的なイベントになるわけで、会場での私語や携帯電話(式の最中にメールどころか通話!をするやつが普通にいるらしい)の使用等が問題になっている。
成人式は地方自治体が企画し、当然予算も自治体から出ている。
会場を借りるところから式のお知らせの送付、当日の運営まですべて自治体の予算=税金で行われているわけだ。
記念という事で芸能人を呼んだり、各種イベントを企画したりとかなりの予算がかかるだろう。
それでいて市長の挨拶中に私語はもちろん、壇上に上がって暴れるような輩までいるというんだから、主催の自治体はたまったもんじゃない。
それならやめちゃえば良いんじゃない?と激しく思うわけだが、簡単には行かない事情があったりする。
成人式には女性を中心に振袖等の着物での参加が非常に多く、呉服業界としてはこの時期が年に1回の最大の稼ぎ時である。
当然なくなったら困るわけで、反発しているという事だけども、現実としては少子化や荒れる成人式には出席したくないという若者の増加で参加人数は低下し続けている。
呉服業界としては成人式に頼っていられるのもあと数年というところだが、元々古風な呉服業界にその動きは見られないらしい。
色々と最近の若者(オヤジ発言)はすごいなぁと思うことが多いが、こういうところにもそれが顕著に出ている。
ちなみに諸外国では成人式にあたる行事をやっているところはほとんどない。
成人式の参加年齢である20歳までには当然「自立した社会人として責任ある態度を持ち、より良い社会を築くために貢献する」という事ができていてしかるべきという感じなんだろう。
アメリカやドイツ等では18歳以上で立派な成人とみなし、親元を離れるというのが普通だという。
なんだかなぁ日本という結論。なんだそりゃ。
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