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ネガティブぴっぽのネガティブ日記

PS3がゲーム機になった日:TGSその後

今回のゲームショウで一番話題になったのはPS3の値下げだろう。
本体との同時発売タイトルも発表され、いよいよ発売が近い事は実感できた。

それにしても今回の値下げ発表は意外だった。
今までSCEはPS3を新しいカテゴリの製品だと位置づけ、ゲーム機としてはかなり強気な価格を設定していた。
WiiとかXBOX360の値下げの影響がないとは言えないが、今回の値下げは単純に競合を意識したものじゃなく、どうやらPS3の戦略の方針転換という事らしい。

これまでソニーはPS3をエンターテイメントコンピュータという位置づけで売ろうという戦略で、価格も「PCとしては安いし、家電としても高い価格ではない」という設定だった。
高性能のCPUとグラフィックを搭載し、標準でHDDも搭載している。
このプラットフォームを成長させ、新しいビジネスをやろうというのが狙いだったようだ。
OSについてもゲーム等のコアになる部分はロックがかかっているが、他の部分についてはオープンな環境でユーザーにもソフト等を開発してもらい、そこを新しい市場にするという狙いもあったんだろう。

ただ、この戦略には様々な問題点がある。
まずはユーザーにPS3を新しい分野のハードだという事を浸透させなければいけない。
大多数のユーザーはPS3はゲーム機だと思っているわけで、これをエンターテイメントコンピュータだと認識に変えさせなければいけない。
大規模な広告も必要だろうし、ソニーが公式でPS3のゲーム以外のソフトを提供するのもあるだろう。
そうやって従来のゲーム機ではないという認識を浸透させる必要があるわけだ。

しかしこれらの行動を起こすには非常にコストがかかり、時間もかかる。
今のところソニーはそういった行動を起こしていないのはゲーム機としての開発部分にかなりのリソースとコストがかかっていたというのが事情だろう。
PS2で圧倒的な成功を収めた実績を引っさげてのPS3だが、立ち上げ当初はやはり苦戦が予想され、その為には自社、ソフトウェアベンダー含めて質の高いソフトを供給する必要がある。
エンターテイメントコンピュータとしてのPS3の啓蒙活動を行う余裕がなかったのもうなづける。

そして今回の値下げがあった。
税込みで5万円を切ってきた事でようやく"ゲーム機"としても許容範囲ギリギリの価格になり、上位機種との差もHDMIの搭載で埋まった。
これでユーザーは20GB版に流れる事が予想される。

上位機種の60GBという数字は一見多いように見えるが、たとえばHD動画の編集やブルーレイディスクのゲームをインストールするような用途の場合は全然余裕がない容量だ。
それならそういう用途が出てきた時にHDDを一気に増設する方が良いわけで、現状では上位機種にさほど魅力はないだろう。

ブルーレイの普及を望んでいる家電業界や、ソフトウェア業界にはPS3の失敗はかなりのダメージになりかねないので、ソニーとしてもあまり高い価格では出せないという事情もあるんだろう。

あっという間に発売まで1ヶ月とちょっと。
問題はお金がな(ry

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コメント

値下げされて下位機種にHDMI搭載されても上位機種に突進しようとしている
オイラはおヴァカでしょうか?

投稿者 エロかぼちゃ : September 28, 2006 12:12 PM

ヴァカだが愛すべき存在だ!(死

投稿者 Pippo@管理人モード : September 29, 2006 01:55 PM



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