June 28, 2006
日本と韓国と世代交代:ワールドカップ
なんだか某巨大掲示板の釣りスレみたいなタイトルでアレですが、今大会の日本と韓国のサッカーについてふと思ったので書いてみる。
日本は第1戦のオーストラリア戦にフィジカル押しのサッカーに敗れ、クロアチア戦は試合はある程度コントロールしたものの決定力に欠けて引き分け、ブラジル戦は攻めるしかなかった状態で王者に対して少なくとも前半は互角の戦いを見せ、失点してからは玉砕した。
今大会の日本に関しては監督の人選から突っ込むとこはあったし、2002年の弊害があったと思う。
2002年である程度の結果を残した事で2006年は最低でもベスト16な雰囲気はあったし、普通に考えればその要求は妥当なのかもしれない。
そして2002年を超えるという足かせを背負った日本代表チームは世代交代をやらなかった、いややれなかった。
本来日本はベスト16が必須なんて目標は設定してはいけない国だ。
フランスやイングランド、ポルトガルみたいなサッカーの歴史のある国でもヨーロッパ予選で落ちる事はあるし、本大会での予選敗退もある。Jリーグができて10年やそこらの国が望んで良い目標じゃない。
ジーコは代表のワールドカップの選出に「代表への貢献度」という日本の会社みたいな事を言っていたが、実力社会であるサッカーではそんなことは通らないだろう。
ジーコの監督として資質を問うより、監督を選んだ協会に責任があるという事だろう。
それに対して韓国はヒディングが退いた後、積極的に世代交代を行った。
今回の主力選手のほとんどが80年代生まれであり、10番を背負うパク・チュヨンは85年生まれ。
チームの大黒柱であるパク・チソンも81年生まれで、次のワールドカップも十分に射程に入る。
韓国は2002年で色々と論争はあるもののベスト4という結果を残した。
さすがに韓国人も今回の大会でそれ以上の結果を本気で望んでいたわけじゃないだろうし、ベスト16が現実的な目標だっただろう。
そういう意味では日本より世代交代がやりやすかったかもしれない。
現時点で日本と韓国が戦ったら6:4くらいの確率で日本が勝つとは思う。
韓国のチームは若く、フィジカルは強いがチームとしての出来はまだまだというところ。
それでも2年後、さらに次のワールドカップの時点ではどうなっているかわからない。
日本はまず守備から入り、素早いカウンターという戦術をとったが、ある程度成熟している今の日本でもそれは世界には通用しなかったわけだ。
対照的に今回の韓国は非常に攻撃的で、中盤から前線の選手に勢いがあった。
若さゆえという勢いもたしかにあったが、純粋にサッカーの面白さという意味では韓国の方が数段上だっただろう。
特に日本vsオーストラリア戦なんて第3国の人がみたらさっぱり面白くない試合だったと思う。
そりゃワールドカップだし面白い試合ばっかりじゃないとは思うが、いくらなんでもあれはないだろう。
次の日本代表監督にオシムの名前が挙がっているが、個人的には悪くない選択だと思っている。
若手の育成には定評のある監督だし、日本サッカーの弱点もわかっているだろう。
世代交代は今や必須条件になってきている状況で、新しい監督が選ぶ代表に期待したい。
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