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ネガティブぴっぽのネガティブ日記

ソフトバンクによるvodafone買収

先週末からぼちぼちニュースで流れていたvodafoneをソフトバンクが買収するというニュース。
今日になって英vodafoneもソフトバンクも買収の動きが実際に進んでいる事を認め、3月中にも正式決定する可能性があります。

ちっと硬い話ですが、間違いなくここ2-3年の携帯電話業界を左右するお話なので、なるべく簡単にまとめておきます。
色々な角度から注目されるこの買収騒動。大きく分けると3点ほどポイントがあります。

1:ソフトバンクはすでに1.7GHz帯および2GHz帯での携帯新規参入事業者になっている
2:英vodafoneが完全に日本から撤退するのか
3:ソフトバンクという会社の評判

こんなところ。
まず1番の携帯新規参入事業者のところだが、これは2005年の11月9日に総務省が携帯新規参入事業者としてソフトバンク、イー・アクセス、アイピーモバイルの3社に携帯免許を認可したもので、既存3キャリアに追加して2006年から順次上記の3社が参入する予定になっていた。
ここで問題なのがソフトバンクがvodafoneを買収した場合、この携帯免許がどうなるかという事にある。
そもそもこの免許というのは、難しい技術的な事を省いて説明すると携帯電話に使う電波(1.7GHz帯とか2GHz帯)には使用できる人数やトラフィックに限界があり、総務省から認可が下りないと携帯キャリアになる事はできないという物で、11月に3社が取得した。

1社で電波を独占的に使用するのを防ぐというのがこの免許のそもそもの存在理由の1つなので、現状のvodafoneの免許と、ソフトバンクが新規に取得する免許がそのまま使用できるとすると問題になる。
これに関しては新規参入3社のうちのイー・アクセスが総務省に問い合わせるというコメントを発表をしている。
上記記事にもあるように、この免許取得の前提が”新規参入”なので、ここが問題になる。


次に2番の英vodafoneについて。
現状のvodafoneは前身のJ-PHONEを英vodafoneが買収した会社で、今回はそれをソフトバンクに売るという形になる。
これについては実は前身のJ-PHONEは現在ソフトバンクグループの日本テレコムが設立した会社で、まったく関係のない会社が買収するというわけではなかったりする。
英vodafoneによるJ-PHONEの買収の際には、J-PHONE社の携帯部門を英vodafoneが、固定電話部門をソフトバンクが買収して日本テレコムになったという経緯がある。

元々vodafoneは固定電話網との繋がりが既存3社の中で一番薄く、いつかどこかと提携なりするんじゃないかという話は出ていたので、元々同じ会社だった日本テレコム=ソフトバンクが買収という流れはそんなに驚くべき事ではないのかもしれない。
ただ英vodafoneとしても日本の市場はある程度重要視していたのと、実際業績も赤字というわけではなかった関係で資本を入れるというならまだしも、取得している株を全部売却するというところまでは想像が付かなかった。
今回の買収については詳細はまだ決まっていないようだが、2兆円とも言われる株の全売却になるのか、一部売却で英vodafoneが日本に影響力を残すのかはまだ決定していない。


最後は3番のソフトバンクの評判について。
YahooBBの時に価格破壊とも言える低価格と、無謀な街頭でのモデム配布と色々と問題のあったソフトバンク。
固定電話と比べると加入者の増減が大きい携帯電話なので、価格や端末の質に加えキャリアの評判もかなり影響があるだろう。
英vodafoneの時には世界的な知名度と国際ローミングの強化等でブランドイメージは保たれてきたが、これがソフトバンクになってどうなるか。ここがポイントになりそうだ。

ソフトバンクはまた価格破壊を実行するのか?、新規参入はどうするのか?
実際のvodafoneユーザーだけでなくauやDoCoMoユーザーにも少なからず影響の出そうな話なので、注目して行きたいところ。

まぁ、ユーザーにとって損になるような事するのはソフトバンクとしては失態以外の何者でもないわけだけど・・・。
ソフトバンクvodafoneが無理な価格破壊等を実行し、携帯業界に悪い風を送り込まなければ良いが・・・・。

注目されたし。

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