July 20, 2005
金枝篇:文庫版を買ってみた。
以前に紹介フレイザーの「金枝篇」ですが、ちくま学芸文庫から上下巻の物が出ていたので、近所の本屋にて購入。
・初版金枝篇 (上) ちくま学芸文庫
とりあえず上巻を購入。文庫本なのに1500円 orz
さっそく読み始めてますが、これはやっぱり面白い。
「ネミの森の王」に始まる膨大な考察の数々は非常に興味深く、ぐっと引き込まれます。
問題といえばこれは小説でも教科書でもない学術書なので、文章がある程度の知識とそれなりの文章の読解力を前提に進むので、単純に読み物としては難しいところ・・・・。
普段電車の中でマンガや他の小説などを読む時はヘッドフォンで音楽聞きながら読むんだけど、
この本は音楽聴きながらは読めません・・・・(笑
かなり集中して前後の内容をしっかり理解していかないと、わけがわからん事必至。
第一章は「森の王」の概要から古代呪術、人間の神格化、樹木崇拝に関して書かれています。
人々が「森の王」と呼ぶ存在をどれほど崇拝していたかをあげ、その後で「森の王」が神格化されていった過程を深く考察。
宗教という概念に行き着く手前の呪術的な精神論をあげ、蛮人(悪い意味ではなく、単に古代の科学的にも精神的に未熟な人類の事)が呪術から人を神格化し、人間神を作っていった過程も詳細にかかれています。
人々が何かに祈る時、それは旱魃(かんばつ)や洪水などの天変地異に対する恐怖心からだと述べ、雨乞いや嵐を予防する意味から呪術が発達し、優れた呪術を行う者が徐々に神格化されていく様子が書かれています。
また一方で、神を人間ではなく別の物に重ねる風習も紹介されています。
ここから世界中に見られる樹木崇拝に話は移っていきます。
今のところこの辺までを読みましたが、もう文章難しすぎる・・・・・orz
19世紀に書かれている本なので、例に出ている国がほとんど現存しない事もあり(いちよう現代用の解説はあるが)、非常に難解。じっくり読むと面白さがわかってくる感じです。
しっかしこれを例のエウレカセブンの物語と結びつけるのは非常に難しいというか、
この本が触れている話題が広すぎて制作側がどのへんを参考にしてるのかさっぱりです。
物語の中でキャラが「ネミの森の王だ・・・・」と意味深に発言するところがあるので、
本筋はやはり「森の王」に関しての部分なんだろうけども・・・・・。
最後まで読むと「森の王」に関しての詳細が見えてくるので、ここでは強引に結びつけるのは止めておきます。
キーワードは「森の王」「樹木崇拝」「祭司とタブー」「神殺し」「金枝」あたりか・・・?
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