July 13, 2005
サッカーとはボールを止めるスポーツである。
若干濃い話が続いたので、もう少し濃い話を(死
良いサッカーをするチームはボールが止まらないチームだ。と言われる事がよくある。
流れるようなパス回し、精度の高いサイドチェンジによるフィールドを大きく使った展開など、ボールを止める事なくパスを回し続け、相手のゴールに迫るチームが良いチームだと言えるのだ。
それでは今日の題名と激しく矛盾するが、
彼らのサッカーが悪いとか、俺様は常に世間とは違う事を考えてるんだぜ的な発言でもない。
パスが回るチームは美しいと思うし、ロングボールを上げまくってアルバニア人に当てまくるサッカーが悪いと言っているわけではない。
パスが良く回るチームの選手も、ロングボールを受けるアルバニア人にも共通する部分があると考えるからだ。
サッカーの基本はパスであるというのは良く言われる事で、すこぶる正しい事だとは思うが、
もっと難しく、奥が深く、重要なものがある。それがボールを「止める」行為。いわゆるトラップだ。
ありとあらゆるパスを華麗に足元におさめ、次の自分のするべき行動に備える。
時には反転しながらトラップをし、楔のパスの本数を減らす。
単純にロングボールをヘディングで流すのではなく、ジャンプして胸でトラップしてマイボールにする。
ディフェンスを背負ってのトラップ日常茶飯事だし、それが普通と思うべき。
だから人の足元に正確にパスを送る技術も必要だが、あらゆるボールを性格に止める技術の方が重要だと考える。
トラップから始まり、トラップで終わるのがサッカー。うーん、なんとも良い言葉だ(自画自賛)。
トラップが華麗な選手で有名なのはやはりジダンだろう。
もちろんパスもシュートもうまいが、ジダンのすごさはトラップにある。
柔らかいというかしなやかというか、なんともセクシーなトラップをする。
ロングボールだろうとショートパスだろうと関係ない。
フランスでは髪の薄い人は比較的セクシーであるとされている。トラップの話とはまったく関係ないのは言うまでもないが。
キープ力があると言うのはドリブルもそうだが、トラップ力もおおいに関係あるだろう。
早いボールをねじ伏せるようにトラップする選手も好きだが、ボールの勢いを巧みに殺してトラップする選手が個人的には非常に好きだ(告白)。
テレビの前でサッカーを見る時も、セクシーなトラップができる選手となら一夜を共にし、夜明けのコーヒーを飲みたいと常日頃思っている。
話が個人的な趣味の話にずれたが、実際の練習の時から意識できる事もあるので紹介しておこう。
サッカーの練習で3-4人ずつが左右に分かれて走りながら相手にパスを出し、受ける方も走りながらトラップ→パスという練習があるが、あれも正確に相手の足元ではなく、正確に相手がトラップしにくいところにパスを出してみてはどうだろう?
あえてパスをちょっと浮かせてみてはどうだろう?
シュートだって相手のキーパーのトラップしにくいところにパス出すだけだ。
相手の足元にきっちりパスを出しているだけでは相手の選手がトラップの技術向上にならないではないか。
もちろんインステップのシュートがろくに蹴れないとか、ゴールキックが味方のディフェンスラインを超えないとか、171cmしかないからコーナーキックとか空中戦に極端に弱いとか、そもそも50m走で真剣に走って8秒後半しか出た事ないでしょ?とか、「走りで勝負するなら最低1500mはないと話にならんよ?」と自慢げに言うなとか個人的な弱点の話をしているわけではない。
相手の足元にキレイにパスを通すのは基本中の基本であり、その先の話をしている。
南米の選手がテクニックに優れるのは舗装もされていないような道路で草サッカーしているからだってのは有名な話だし、おそらく正しいだろう。キレイに舗装された道路でキレイに相手の足元にパスをするキレイな草サッカーをしている間は本当にセクシーなトラップはできないわけだ。
とりあえず日本道路公団あたりに現在舗装済みの道路を舗装前の土むき出しの状態に戻す運動を働きかけてみようかと思っている。そうすれば結果的に日本はワールドカップで優勝できるからだ(断言)。
日本道路公団は高速道路を管理しているだけで、一般道は関係ないんじゃないかってのは都市伝説程度に理解しておく事にしよう。
※注:別にアルバニア人が嫌いなわけではありません。むしろ逆。
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